舌癖について—舌の筋トレ(MFT)で癖を治す

こんにちは。
名古屋市千種区星ヶ丘　
ミチコ矯正歯科クリニック　院長　田添美智子です。

舌癖って聞いたことありますか？
舌って普段どこにあるか知っていますか？
実は、上顎の裏側（口蓋）にぴったりくっついているのが正解です。
舌と上顎の間には隙間がなく、上に挙がっている状態がいいんです。
口を閉じている時、舌が下がっている。
話している時、食事をしている時、舌が前へ出ている。
そういう症状の方は、舌癖です。

歯列は、頬っぺたからの力と舌の力の均衡が取れた所に自然と並びます。
なので、舌癖があり、舌が下がっていると24時間歯を前へ押していることになり、
上顎前突（出っ歯）
すきっ歯
開咬（前歯が噛まない）
発音障害
になることがあります。
また、矯正治療で歯並びが綺麗になっても、舌癖があると後戻りしやすく、せっかく並んだ歯列が悪くなることも。

一番の治療は、舌の癖を治すこと
舌の筋トレ（MFT）が大事なんです。

『舌癖の原因』
口を開けて息をする（口呼吸）。
舌の裏のヒモが短い（舌が上顎に上がりにくい）。
指しゃぶり
遺伝
なかなか自分では分かりにくいので、歯医者さんに診てもらうことをオススメします。

『舌の筋トレ(MFT)とは』
舌の正しい位置を認識し、舌の動きをトレーニングして癖を治します。
正しい舌の位置と唇の状態を覚えます。

口の周りの筋肉をつけます。
意識しなくても唇を閉じて、舌が上顎についているようにします。


舌癖は、歯列に及ばす影響だけでなく、口呼吸を伴うことにより全身にも悪影響を及ばすことも。
大人になってしまうとなかなか癖を治すのは難しくなります。
成長期にしっかり治すことをオススメします。

歯並びをしっかり治すことにより、80歳になっても健康で何でも食べれる
矯正相談に来ていただくと、お口の中を見させていただき、現在の歯並びと治療の流れや使用する装置についてお話しさせていただきます。
相談は無料ですので、お気軽にお電話ください。

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歯学博士　日本矯正歯科学会認定医
ミチコ矯正歯科クリニック　院長　田添美智子